お笑いコンビ「天才ピアニスト」が好きです

こんにちは、こんぺきです。

今日は大好きな芸人「天才ピアニスト」の魅力を語りたいと思います。

この記事を読めば、天才ピアニストが好きな人はますます大好きに、まだ天才ピアニストを知らない人は「ネタをみてみたい!」「ラジオを聴いてみたい!」と興味が湧くこと間違いなし。

お笑いコンビ「天才ピアニスト」の世界を一緒に覗いてみましょう!

※これ以降、「天才ピアニスト」を略して「天ピ」と書くことがあります。

「天才ピアニスト」とは

天才ピアニストは吉本興業所属のコンビ芸人です。上沼恵美子さんのモノマネをしている「ますみ」さんを知っているかたもいらっしゃるかもしれません。

名前役割立ち
位置
出身地芸人になる前武器
竹内知咲
(たけうち
ちさき)
・ツッコミ
・ネタ作り
京都府・高校理科教員免許あり

・非常勤講師経験あり
ツッコミ「○○○やねぇ!」
ますみボケ奈良県・10年以上の看護師経験あり上沼恵美子さんのモノマネ

結成:2016年

詳細は吉本興業公式サイトをご覧ください。

↓↓↓

天才ピアニスト

天才ピアニストと出会うまで

「The W 2021」

女芸人No.1を決める「The W」という大会があります。

2021年大会で「ヒコロヒー」と「紅しょうが」を応援していた私。

ヒコロヒーと紅しょうがは準決勝で敗退。ショックのあまり、決勝進出した3組(オダウエダ、Aマッソ、天才ピアニスト)のネタを観ませんでした。

そのため、2021年に天才ピアニストを知ることはありませんでした。

今思えば、なんてもったいない!涙

「The W 2022」

時は流れ、翌年の「The W 2022」がやってきました。

相変わらず天才ピアニストを知らない私は、2021年大会に引き続き「紅しょうが」を熱烈応援。

※この年、ヒコロヒーはエントリーしていません。

決勝常連の紅しょうがとともに優勝候補として名前が挙がっていたのが、前回2021年大会準優勝の天才ピアニストでした。紅しょうがのライバルとして初めてコンビ名を認識し、準決勝で天才ピアニストのネタを初めて観ました

これが運命の出会いでした。

大阪のおばちゃん(ますみさん)が、公園でのカップル(彼女役を竹内さん)の痴話喧嘩を見ていないふうを装いつつグイグイ近付いてきて、最終的には最前列で観戦し更には喧嘩を煽るネタ。

「このコントめちゃくちゃ面白い!なんだこのコンビは?!」と大興奮しました。

紅しょうが・ヨネダ2000を破って優勝したのが天才ピアニストだったわけですが、その日から「天才ピアニスト」を検索しまくる日々が始まったのです。 

‘めっちゃやる’を実践するコンビ

天才ピアニストに興味を持ちその活動を追いかけ始めて、約10ヶ月が経ちます。

驚くべきことに、ほぼ毎日天才ピアニストから新しいコンテンツ提供があるため、それはそれは楽しく幸せで忙しいファン生活を送っています。

私が尊敬する人の教えに「やる or めっちゃやる」「やると決めたらやるんや」というものがあります。

やらない言い訳を考えている時間があるなら行動せい!ということなのですが、天才ピアニストはまさにこれを毎日実践。

  • 劇場出番多数(よしもと漫才劇場所属)
  • 関西のTV番組レギュラー3本
  • 単独ライブ毎月開催(新ネタ6本!)
  • 単独ライブ前に「配信チケット買った?」の確認のYouTube生配信
  • 単独ライブ後に「打ち上げ生配信」としてYouTube生配信
  • ほぼ毎月、劇場でトークライブ
  • 毎日深夜24時更新の12分間ラジオ「天才ピアニストの深夜おでん」(Radiotalkアプリ)
  • 毎週木曜日10時〜14時KBS京都ラジオ生放送「ま〜ぶる!木曜日 天才ピアニストと澤武のせやけどアレやね」
  • Xやインスタ、YouTubeなどSNSのえげつない更新頻度

本人たちのSNSによると、上記以外にも様々な単発の仕事をしているので、もはや「いつ寝てるの??」レベル。

「めっちゃやる」「やると言ったらやる!」とはこのこと。やる量と、かける時間が「外れ値」過ぎるのです。

天才ピアニストの魅力

そんな「めっちゃやる芸人」天才ピアニストの多面的な魅力を、愛のままに言葉にしてみたいと思います。

  • 分かりやすい
  • 関西弁
  • ベタベタしてはいないが、コンビ仲が良い
  • ストイックすぎる「頭おかしい」芸人
  • コンビで努力の熱量が同じ
  • 全く隠さないハングリー精神

それぞれ語ります!

分かりやすい

漫才もコントも、ネタが非常に分かりやすいところが好きです。

竹内さんもネタ作りについて「分かりやすさ、伝わりやすさを意識している」と発言されていました。

ネタの登場人物や設定を「これはどういう意味だろう?」と考える必要がなく、イメージしやすい設定が多いと思います。

漫才もコントも設定が身近なので「あ〜分かる分かる!笑」と安心して笑えますし、「その切り口は今までなかったわ〜笑」と、身近で斬新という絶妙な落差がクセにもなります。

ますみさんが大阪のおばちゃんを演じるネタも多く、我々がイメージするおばちゃん過ぎて「あ〜こういうおばちゃん居る居る!笑」と安心して爆笑してしまいます。

はたまた

太古の昔からある「仕事と私、どっちが大事?」問題をネタにした漫才。

仕事と私、私とおかん、おかんと地元の親友の川崎くん、川崎くんと趣味のバイク、バイクと大好物のカレーライス、カレーライスと私の決勝戦、のように、トーナメント形式で彼氏の1番大事なものを決めるネタ。身近だけど斬新、分かりやすい設定と構造で、爆笑しながら何度も何度も聞き入ってしまいました。

関西弁

私は関西弁が好きです。

竹内さんが京都府、ますみさんが奈良県出身のため、ふたりの関西弁を聞くことができるのも嬉しいポイント。

話が逸れますが、大好きな「紅しょうが」稲田さんのコテコテ関西弁と熊元さんの神戸弁も最高です。

ベタベタしてはいないが、コンビ仲が良い

女性コンビ芸人の誰かが「女性コンビは不仲だと続かない」と言っていましたし、同じ女性としてそれは分かるような気がします。

当然ながらコンビは一緒に居る時間が長く、特に仕事量が桁外れである天才ピアニストのふたりは、寝ている時間以外のほとんどを一緒に過ごしているようです。

毎朝モーニングコールをし合ったり、劇場出番の合間に一緒にご飯を食べに行ったり、仲睦まじい様子(?)をラジオ等で話題にしています。

それだけ長く一緒に居ても、口を揃えて「揉めることはほぼない」と言うふたり。

もともと相性が良いことや、教員(竹内さん)や看護師(ますみさん)という社会人経験を経ていることがお互いに良い作用を及ぼしているのかもしれません。

ストイックすぎる「頭おかしい」芸人

天才ピアニストは、漫才とコントの割合が50:50と全く半々です。

毎月行っている単独ライブの新ネタ6本のうち、3本が漫才、3本がコントです。

・・・と何気なく書きましたが、単独ライブを毎月やり、しかもそのネタ6本が全て新作なのは、芸人さんから見てかなり「頭がおかしい」ようです。

ナイツさんのラジオでも、ニューヨークさんのYouTubeでも、この毎月単独ライブ&6本全部新作は「頭おかしい」と言われていました。(毎月の単独ライブを含め、天才ピアニストがやっているもろもろの活動を聞いて「やっぱり頭おかしい」という結論でした笑)

桁違いのことをしている人にしか言わないであろう「頭おかしい」という言葉。最上級の褒め言葉だと思います。

コンビで努力の熱量が同じ

これだけ努力できることが凄い。シンプルにそう思います。

更に凄いと思うのは、コンビふたりともが同じ熱量で同じくらい努力できる人だということです。

コンビのどちらかが努力家で相方はそうでもない、ということは普通にあることだと思います。

その熱量の違いが原因で解散した経験もあると天ピのふたりは言っています。

そもそも、凄まじい努力を積み重ねることができる人がそう多くいるとは思えません。

桁外れの努力家同士である竹内さんとますみさんは「同じ熱量で同じくらいの努力を一緒にできる」奇跡のコンビだと思うのです。

全く隠さないハングリー精神

平成から令和にかけて、ハングリー精神を前面に押し出す人は少なくなる一方の印象です。

みんなが横一列で足並みを揃えることが美徳とされる時代。

そんな時代に敢えて抗うように、竹内さんとますみさんは常々「私たちは勝ちたい!」と発言&発信しています。

またまた話が逸れますが。

私は約30年来の宝塚ファンでもあり、今から20年以上前の2000年頃は「トップスターになることが夢です」と堂々と発言している生徒さんもいました。

私はそういう心意気が大好きで強く心惹かれ、公演チケットやそのかたのグッズを購入するなど、微力ながら応援していました。

「トップスターになりたい」と言った生徒さんと同じように、天才ピアニストは、勇敢に堂々と夢に立ち向かう勇者に見えるのです。

想いが強ければ強いほど、それを口にするのは勇気が要ることだと思います。そしてある程度の自信がないと「勝ちたい!」とは言えないとも思います。

それらを乗り越えて「勝ちたい」「夢を叶えたい」と宣言することができる。

そんなふたりが眩しくてたまらない。

かっこよすぎます。天才ピアニスト。

グッときた発言

カジサックさんのYouTubeに出演時、印象的だったエピソードが2つあります。

ますみさん「(竹内さんの)台本がめちゃくちゃ面白い」

コンビ結成のきっかけをふたりが語ります。(動画29:00〜)

現在はボケのますみさんですが、竹内さんとコンビを組む前はツッコミ&ネタ作成側だったとのこと。

何人かとコンビを組むも、うまくいかず数回の解散を経験するますみさん。

同じツッコミ&ネタ作成の竹内さんと組むとは1ミリも思っていなかったけれど、解散してピンで活動している時に竹内さんから「1回ネタ合わせしてみよう」と声をかけらます。

NSC時代から、竹内さんの台本がめちゃくちゃ面白くて、ツッコミもエピソードトークも上手だと思っていたますみさん。

「男女で関係ないとはいえ、女の子でここまで強い意志で自分の本で絶対やりたいんだというのは珍しい。竹内は絶対ツッコミをやりたいと言っているし、こうなったら自分がボケに回って、この人の本でやろうと決めた(大意)」。

こうして組んだのが天才ピアニストの始まりだったのです。

竹内さんがますみさんのピン芸を見て「ボケのほうがいいのでは」と思っていたことも語られ、お互いにツッコミやボケの実力を認め合っていたことも判明。

このコンビ結成話は、何度観ても嬉しいやら感動するやらで最高です。

ますみさん
ますみさん

「NSC時代から、(竹内さんの)台本がめちゃくちゃ面白い」

竹内さん
竹内さん

「(しみじみと)嬉しいねえ・・・」

この「嬉しいねえ・・・」の感無量といった様子の竹内さんの表情が最高ですし、コンビの絆を感じます。

ますみさん「いや、ネタはオモロイと思うんやけどな」

「(コンビとして)これ、いけるかも?!」と思った出来事をふたりが語ります。(動画31:00〜)

初舞台で信じられないくらいスベりまくった天才ピアニスト。

竹内さんは(ネタがあかんかったんかな)と自分を責めます。

ネタが終わり、舞台袖にはけて来たますみさんが竹内さんにこう言います。

ますみさん
ますみさん

いや、ネタはオモロイと思うんやけどな

自分のネタのせいだと思っていた竹内さんは驚き、お客さんのリアクションより自分のネタを信じてくれたますみさんの言葉で(あ、これはいけるな、解散しないかもな)と思ったとのこと。

相方が書いた本のせいにはせず、自分たちが面白いと思ったネタやその感性を信じて、伝える能力や技量を磨こうと思ったますみさん。

相方が面白がってくれて信じてくれることが何よりの力になるのでは、と素人ながらに感動しました。

気になったかたは下記動画を是非ご覧ください!

【結論】面白い!と尊敬と

先日放送された天才ピアニストのラジオ番組で、最近ファンになったかたが「ファンとしての心構えを教えて欲しい」と質問していました。

竹内さんの回答は「私たちを応援してくれる場合、1番必要なものは体力です」。

ますみさんがこう続けます。

「ファンのかたを疲弊させているでお馴染み」

「(全部の活動を追っかけようとしても多すぎて)もう付いてけません、とファンのかたにブチ切れられました」

「ファンのかたがた、もう別に見たないねん。義務感で動いてんねん。目の奥真っ黒にして応援してくれてんねん」

本人たちがこう発言するほど、とにかく活動量が半端ないコンビ。

ここまでお笑いに全てをかける精神性、努力する能力、努力を継続できる才能を心から尊敬しています。

記事後記

2023年のキングオブコントで初の準決勝進出を果たすも、決勝10組には選ばれず。(9月27日キングオブコント公式YouTubeで発表あり)

発表後のX(旧Twitter)のコメントが天才ピアニストらしさ爆発で最高でした。

特に竹内さんのコメントには不覚にも(?)涙が出そうでした。

※2023年9月27日のコメントをご覧ください!@tensai_pianist

明日からも「疲弊しながら」応援します!

記事後記その2

キングオブコント準決勝敗退後の初生放送は、9月28日(木)KBS京都のレギュラーラジオ「天才ピアニストと澤武のせやけどアレやね」。

本人たちの言葉でコメント聞けるかなとドキドキしながら待っていたのですが、オープニングトークで言及してくれました。

おふたり「趣味は賞レース。特技は賞レースを勝ち抜くこと。来年は任せてください!」

本当にもう・・・カッコいい!

記事後記その3

Q. この記事で「天才ピアニスト」と何回書いたでしょうか?

A. 34回(多過ぎ)

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